アキレスと亀

ななちを寝かしつけて二人でほっと一息、夫と二人で杏仁豆腐で夜のおやつタイムを楽しんでいる時だった。
突然夫が、「アキレスと亀のパラドクスって知ってる?」と聞いてきた。

「俊足のアキレスでも、ハンディをつけ、先にスタート地点にたった亀には勝てない、というパラドクスだよ。アキレスが亀のスタート地点についた時には、アキレスより前に立っている亀はその先の地点にいる。

アキレスがその地点に着いた時には、亀は更にその先の地点にいる。このように、最初の一区間のハンディがあるため、アキレスは永久に亀を追い抜くことはできない。」

はにゃ。(→はに丸風。)言ってる意味がよく分かりませんが。

「数学的に言うと、アキレスと亀のハンディが1だとすると、次の区間でその差は1/2になり、その次の区間で、1/4、その次は1/8、1/16、1/32、1/128…となっていくので、0には永久にならないんだ。」

…なんで、夜のリラックスタイムに小難しい話をするんだろうか、この夫は。

「だからね、何が言いたいかっていうと、この杏仁豆腐を今日半分残して、明日その半分を食べて…とやると永久に食べられるはずんなんだけれど、実際はそういかないんだよね、って話。」

ΣΣ( ̄◇ ̄;)!

よーするに、「明日でこの杏仁豆腐なくなっちゃうね。さみしい。」ってことかい?!
そんな理屈をこねくり回さなくても、素直に(というか普通に)「食べたい」っていえばまた作ってあげるよ…。
夫の理屈にあきれつつ、ちょっとかわいいと思ってしまった夜だった。