おすすめ絵本:『わたし、くわがた』(福音館書店)



今日、理科の授業で昆虫観察を行うため、自慢のクワガタムシを学校に連れて行ったななち。休み時間には、お友達のクワガタムシの歩く速さを競う「クワガタレース」なるものを行ったらしい。そんな訳で、今日紹介するのは、こちらの絵本。
この絵本は、以前紹介した『ぼく、だんごむし』を書いた得田之久氏による作品だ。夏の人気者、クワガタムシの生態を、柔らかい話ことばと、温かいタッチのイラストで解説しているものだが、特に「メスのクワガタムシ」に焦点を当てているところに特徴がある。

子供達に人気なのは、大きなクワのようなあごを持っていて、カブトムシとも互角に戦うことのできるオスのクワガタムシだろう。図鑑の表紙を飾るのも、ポスターの主役になるのも、メスではなく、オスのクワガタムシであることからも、それは明らかだ。オスよりもひと回り小型で、大きなクワも持たないメスのクワガタムシは、パッと見た感じコガネムシのような印象であるため、あまり「華」がないのである。

そんな、普段注目されることのないメスのクワガタムシ目線で語られているところが、この絵本の面白いところだと思う。メスのクワガタムシは、小さいけれど、朽木に卵を産み付けるための穴を開けることができるくらい強い力のあご持っていること、メスは体が小さいため、オスよりも外敵に見つかりにくいこと、メスはあまり場所争いの喧嘩をしないため、効率良く多くの樹液を吸っていること…などなど、メスのクワガタムシの知られざる能力が紹介されている。

また、樹液はカミキリムシが産卵のために木を傷つけることによって出ること、その傷を蛾の幼虫やメスのクワガタムシかじることによって、樹液が出やすくなること…など、大人も「知らなかった!」と驚くような解説もある。文章は柔らかいが、細かいところもしっかりと解説されているため、子供だけでなく、大人も楽しめる内容だと思う。

おすすめ絵本:『おしいれじいさん』(福音館書店)

最近は心身ともに疲れていて、いろんな意味で余裕がなかったのだが、今日は時間ができたので、久しぶりにゆっくり絵本に向き合ってみる。今日紹介するのはななちが幼稚園生の時、福音館書店の購読絵本として買った『おしいれじいさん』。
ヒンヤリと暗いおしいれの中には「おしいれじいさん」が住んでいる。このおしいれじいさんは、昼間は布団で寝ているのだが、夜になって人間が布団をおしいれから出すと、起き出し、おしいれの中で遊びはじめる…というストーリー。表紙には、おしいれの隙間からこちらを横目で眺めているおしいれじいさんが描かれている。ちょっとホラーっぽい印象だが、読んでみると、全くそんなことはない。

ちょうちんあんこうのような姿をしたおしいれじいさんは、おでこのライトをつけて「あさまで なにをして あそぶかなあ」と呟きながら、おしいれの中を泳いで回る。おしいれの中には囲碁セットやけん玉、裁縫道具、古いおもちゃに読まなくなった本などが詰まっている。残念ながら、私の家にはおしいれがなかったが、祖母の家のおしいれはまさにこんな感じだった。

ある日、いつものように、おしいれの中を泳いでいたじいさんは、古い釣竿を発見し、それで「おおもの」を釣り上げようと、竿を振り下ろす。しかし、何度やっても釣れるのはハンガーやら長靴やら、破れた凧などのガラクタばかり。諦めかけたその時、段ボールの隙間に入った針が、何かをひっかけた。今までとは明らかに違う手応えに、これはもしかしておおものがひっかかったのではないかと興奮するじいさん。ありったけの力を振り絞ってじいさんが釣り上げたものは…。

暗くてちょっと怖いけれど、色々なものが詰まっていて、秘密基地みたいな、魅力いっぱいのおしいれ。一見怖そうに見えるけれど、よく見ると表情豊かで愛嬌のあるおしいれじいさんは、まさに「おしいれ」を具現化したものなのだと思う。
ななちも表紙を見た時は「怖そうだからやだ」と言っていたが、一度読み聞かせると、すっかり好きになり、繰り返し、繰り返し読まされた。そして、時を同じくして釣ブームに突入していた夫と共に、釣り堀に出かけるようになった。
残念ながら、もうAmazonでは売っていないようだ。(図書館や書店などにはまだあるかもしれない。)

おすすめ絵本:『ラン・パン・パン』(絵本の部屋)



ななちが「学校でおもしろい絵本読んだ!」と絵本を紹介してくれたので、久しぶりの絵本レビューを書いてみる。今回ななちが教えてくれたのは、インドの民話『ラン パン パン』だ。

『ラン パン パン』は、傲慢な王様に妻をさらわれた小さなクロドリが、妻を取り戻すため、王様に戦いを挑むという物語だ。小さな鳥が人間の王様に戦いを挑む、という設定もユニークだが、この後のストーリー展開はさらにダイナミックだ。

お城へ向かう途中、クロドリは、それぞれ王様に恨みをもつ猫、木の枝、川、アリと出会い、仲間となる。木の枝や川の水が仲間になるというのもぶっ飛んでいる感じがするが、それらがみんな、クロドリの耳の中に入ってお城に向かうというのだから、かなりエキセントリックだ。

これらの荒唐無稽とも思えるストーリー展開もこの絵本の魅力の一つであるが、一番の魅力はやはり「ラン パン パン」のリズムだ。お城へ向かうクロドリが勇ましく歌う、この行進のリズムは、物語の中で何度も繰り返される。
ユニークだけれど、勧善懲悪でわかりやすいストーリー、そして印象的な音のリズム…子供の読み聞かせにはぴったりだと思う。

実はこの絵本、ななちがかなり小さい頃、図書館で借りてきて読み聞かせたことがある。NHKの「おはなしのくに」という朗読劇の番組で見て、面白かったので借りてきたのである。その時、私はこのクロドリの行進のフレーズを、朗読でやっていたのを真似て、節をつけて読んだ。

そして、先日ななちがこの絵本を読んだ時に、私が昔、読み聞かせたのと同じように節をつけて読んだのでびっくりした。もしかしたら、記憶のどこかにこのリズムが残っていたのかもしれない。自分のやってきた毎晩の読み聞かせは、ちゃんとななちの中に残っているのかもしれない、と思えてうれしかった。

おすすめ絵本:『しんせつなともだち』(福音館書店)



今年は年明け早々雪が降り、白銀のお正月となった…という訳で今年最初に紹介する絵本はある雪の日の一日を描いた「しんせつなともだち」である。

ある冬の日、うさぎは雪の中で二つのカブを見つける。一つは自分で食べ、もう一つは食べ物がなく困っているだろうと、友達のロバの家に届けに行くが、留守だったのでそっと置いて帰っていく。帰ってきたロバは、家に届けられたカブを見て驚いたが、食べ物がなく困っているだろうと、そのカブを友達の子ヤギの所へ届けに行く…。親切がぐるぐる巡り巡って、翌日うさぎが目を覚ますと、そのカブが枕元にあった、という物語である。

作者は中国の方…と書くと、ベースにあるのは共産主義の思想だと考える人もいるかもしれないが、個人的には、政治思想に関係なく、素敵な絵本だと思う。相手を思いやる気持ちは大切なことであり、一人一人が小さな思いやりを持つことで、皆が温かく、幸せな気持ちになることができる、ということを、子供にもわかりやすい形で伝えている。最近のご近所トラブルや暴行事件などのニュースを見るにつけ、お互いにもうちょっとだけ、思いやりを持つことができれば、事件を回避することができたのではないか…と思う。なかなか難しいことなのかもしれないが。

出てくる動物たちが、うさぎ、ロバ、子ヤギ、小鹿と渋めなのも面白い。(絵本にお馴染みのクマやキツネなどは、肉食動物であるため、話の展開上、出すことができなかったという理由かもしれないが…。)リアルで写実的に描かれているのに、マフラーやネックウォーマーをしているのも味がある。

日々忙しくしていると、ついつい自分中心に物事を考えてしまいがち(早く起きろ〜!洗濯終わった後に洗い物出すな〜!いいかげん年賀状出せ〜!etc..)になるが、相手の立場を思いやる気持ちは、常に持ち続けるようにしていきたい。(自戒)

おすすめ絵本『クリスマスのまえのばん』(福音館書店)

今年のクリスマス絵本は『クリスマスのまえのばん』。1822年のクリスマス・イヴに、学者クレメント・C・ムーアが、子供たちを喜ばせようとして作った「セントニコラウスの訪れ」というタイトルの有名な物語詩である。私も遠い昔、読んだことがある絵本だ。このサンタクロースは赤い服を着ていないんだな…と不思議に思ったのを覚えている。確か、映画にもなっていたはずだ。

物語詩であるため、リズミカルな文体で子供でも読みやすい。加えてこの絵本は、挿絵がとてもよい。夜をイメージさせる深い青色を基調としていながら、とても温かみを感じる。子供達の幸せそうな寝顔に、ちょっとおどけたニコラウスの笑顔、そして色々なおもちゃ…。クリスマス・イヴのワクワクとした感じが伝わってきて、読んでいるだけで幸せな気持ちになる。

クリスマスの前の晩に紹介できなかったことが悔やまれるが…クリスマス絵本としては秀悦だと思うので、機会があったらぜひ手に取ってみてほしい。

おすすめ絵本:『コロちゃんはどこ?』(評論社)



この夏生まれた姪っ子ちゃんに、ななちの絵本を譲ってあげようと絵本棚を整理した。赤ちゃん時代はボードブックを愛用していたなあ…と本棚の奥からボードブックをごそっと取り出す。ミッフィー、トーマス、はらぺこあおむし、だんまりこおろぎ、そしてコロちゃん。どれもななちが大好きだった絵本だ。特に『コロちゃんはどこ?』は比較的大きくなってからも読んでいた。

エリック・ヒルの可愛い子犬の物語「コロちゃんシリーズ」の第一話をボードブックにしたものであり、ごはんの時間なのに、お部屋のどこにもいないコロちゃんを、コロちゃんのママと一緒に探す…という仕掛け絵本である。

ドアやたんすを「ここかな?」と開けると、そこから色々な動物が出てくるのだが、その出方が突拍子もない。柱時計の中に蛇がいたり、ピアノの中にカバがいたり、ベッドの下にワニがいたりと、突っ込みどころ満載で「こんな所にこんな動物がいるなんて!」と思わず親子で笑ってしまうのである。

赤ちゃん時代は「いないいないばあ」の感覚で、めくると隠れた動物が出てくるという部分を楽しんでいたが、大きくなってからはもっぱら「なんでこんなのが隠れているの?」という部分を楽しんでいた。

寝る前に何度も読まされたなあ…と懐かしく思い出しているうちにやはり手放したくなくなってしまい、「ちょっと角とかかじられてるからやっぱり譲るのは微妙かな」という言い訳をし、姪っ子ちゃんには同じ絵本を新しく買ってあげることにした。

もうあまり読まなくなってしまったけれど、思い出としてとっておきたい…という絵本がどんどん蓄積し、我が家の絵本棚はパンク寸前だ…。

おすすめ絵本:『ミルクこぼしちゃだめよ!』(ほるぷ社)



カラフルで明るいイラストが印象的で手に取ったこの絵本。よく見ると読書感想文の課題図書という帯がしてあった。絵本が読書感想文の課題図書になることもあるのかと気になったのと、ななちも読んでみたいというので購入してみた。

この絵本の舞台は西アフリカのニジェールの小さな村。この村に住む女の子ペンダが、山の上でヤギの世話をしているお父さんのところへミルクを届けに行く、というお話である。この村では、荷物を運ぶ時は頭の上に荷物をのせて歩く習慣があるので、ペンダも頭の上に大きなおわんをのせて、そこにミルクをいれて出発する。砂丘を通り、お祭りの雑踏をぬけ、川を渡り、山を登り…大きなおわんを頭にのせながら、ペンダはミルクを一滴もこぼさないでお父さんに届けるのだと必死に頑張って歩いていく。やっとのことでお父さんの所にたどり着き、おわんを手渡そうとした時、思いがけないアクシデントが起こるのだった。

お父さんのために頑張る女の子のちょっとドキドキする冒険とそれを見守るお父さんの大きな愛情を描いた、読む人の心を温かくしてくれる一冊だ。

著者はアフリカ在住の英国人作家。このお話の舞台となっているニジェールもよく訪れているとのこと。色鮮やかなイラストも英国人イラストレーターのもの。カラフルな衣装に身を包んだニジェールの人々をユニークで親しみやすいタッチで描いている。

おすすめ絵本:『トリケラタンクのタイムマシンめいろ』(小峰書店)



雨の日の休み時間は何をしているの?と聞くと、図書館に行って本を読んでいるという。「うちにあるトリケラトプスの迷路のね、お話の絵本シリーズがあるから、それ全部読もうと思ってるの。」とななち。
『トリケラタンクのタイムマシン迷路』は、ななちお気に入りの迷路絵本だ。幼稚園の時、園から配布された夏の絵本のパンフレットの中にこの絵本を見つけた。恐竜と迷路。どちらもななちが大好きな要素が入っていたので一目見るなり「これが欲しい!」とお願いされて購入したものだ。

ストーリーは、男の子がトリケラトプスに似たタイムマシン「トリケラタンク」に乗って、トリケラトプスのいる白亜紀まで旅をする、というもの。ページごとに白亜紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀、三畳紀、ジュラ紀、そして白亜紀と時代が進んでいき、迷路をクリアしながら進んでいくというゲームブック的な絵本だ。各ページ下には絵探しクイズもついている。

幼児向けにも関わらず時代考証は正確だし、恐竜だけでなく「ギガントスコルピオ(巨大サソリ)」だとか「プロトファスマ(巨大ゴキブリ!!)」、「アーケロン(亀的なもの…)」等、その時代に生きていた色々な古生物が生き生きとリアルに描かれている。皮膚の質感まで細かく描き込まれた恐竜と、漫画っぽいラフなタッチで書かれた男の子とネコのギャップが面白い。(どちらに重きが置かれているかがよくわかる。)

迷路は時代が進むごとに難易度が上がっていき、最後の迷路はかなり複雑だ。幼稚園児には少し難しいかもしれないと思ったが、子供というのは好きなもの、興味があることには頑張るもので、めげずに何度も挑戦していた。
それにしても、「コエルロサウラブス」だとか「エオゾストロドン」だとか、恐竜の名前は音に出して読もうとするととても難しい。(しかも全く聞いたことのない名前ばかり…。)
ちなみに、ななちが学校で見つけたのは同作者の『たたかう恐竜たち』というシリーズだ。全部で12巻あるらしい。

おすすめ絵本:『おさんぽ おさんぽ』(福音館書店)

今日から梅雨入り。平年より3日早い梅雨入りだとか。この所夏のように暑い日が続いたので恵みの雨ではあるが、室内干し&ナメクジシーズン到来かと思うとちょっと気が重い。
ただ、梅雨の季節、雨上がりに散歩をするのは好きだ。ななちが小さい頃、よく雨上がりに二人で散歩にでかけたものだ。洗い流されたような澄み切った空や水を得て生き生きとした紫陽花を見ると、なんだか元気がでてくるし、ななちもかたつむり探しに夢中だった。

この「おさんぽ おさんぽ」もそんな雨上がりの情景を描いた絵本である。物語の主人公は青い長靴を履いた子供…おそらく男の子であろう。なぜ確定できないのかと言うと、この絵本には子供の膝から下しか描かれていないからだ。全ページ、長靴を履いた子供の足元のみがフォーカスされているのである。そして、この低い視点から捉えた雨上がりの情景と、短くリズミカルな言葉が、この絵本に描かれていない子供の表情を実に豊かに伝えてくれる…魅力的な絵本である。

ありの軍団を見つけて驚いている顔、紫陽花の上にかたつむりを見つけ喜んでいる顔、突然出てきたカエルにびっくりした顔、そして水たまりを見つけた時の嬉しい顔に、夢中バシャバシャしている時のとびきりの笑顔…。ページをめくるたびにころころと変わる子供の表情が、手に取るように伝わってくる。

ななちがお気に入りのページは「もっと もっと バシャ バシャ バシャ」と長靴を脱ぎ捨てて水たまりで遊んでいるページだった。このページを読んでいる時のななちの嬉しそうな顔を見て、きっとこの子供もこんな顔をしているのだろうな、と思ったりした。たっぷんたっぷんになった長靴を履いて帰るというオチもよい。雨が止むのを待ちながら親子で読むのに最適な絵本である。

おすすめ絵本:『そらいろのたね』(福音館書店)



ななちの学校では今日、野菜の苗植えをするらしい。一人一つのプランターで自分の好きな野菜を育て、世話をしながら観察をするという「生活」の授業の一環のようだ。ななちは「実がなったら、これで肉詰め作ってね!」と、小さな花の咲いたピーマンを大切そうに持って行った。

自分の植えた植物を世話して、その成長を見るのはとても嬉しいことである。この絵本の主人公、ゆうじも「そらいろのたね」を大切に育てていた。

野原で模型飛行機をとばしていたゆうじは、森のきつねと出会い、きつねの宝物だという「そらいろのたね」と模型飛行機を交換する。早速庭の真ん中にたねを植え水をあげると、なんと翌日には豆くらいのそらいろの家が出てきたのである。たねから「うちがさいた」というとても斬新な展開にななちは「えーっ!?」と言いながらもワクワクしている感じだった。
喜んで世話をするゆうじのおかげで家は少しずつ大きくなっていく。最初はひよこが一匹しか入ることのできない小さな家だったのに、家は日に日に大きくなる。ページをめくるたびに、いろんな動物たちがやってきて家に入り、その分家が大きく、そして立派になっていく様子がとても楽しげだ。次から次へとやってくる動物の中に、黄色いバスケットをもったぐりとぐらの姿を見つけた時は、ななちだけでなく私まで思わず微笑んでしまった。

ゆうじが森中の動物達や町中の子供達を喜んで招き入れたおかげで、お城のような立派になったそらいろのいえ。それを見たきつねは、模型飛行機を返すから自分のたねから育ったその家を返せと言い出す…どこか猿蟹合戦を思わせる展開だ。大団円が多い中川李枝子さんには珍しく、家を独り占めにしたきつねにバチがあたったところで物語は終わる。

どうしてこの終わり方なのかな…と私なりに考えてみたのだが…これはきっとテーマが「たね」だからなのではないだろうか。花は枯れるが、たねを残す。そのたねを育てればまた新しい花が咲く。同じように、家は消えてしまったがたねはきっと残っているはずだ。

「意地悪をしたきつねくん、反省して、今度はゆうじと一緒にそらいろのたねを育てるんじゃないかな…」絵本を読み終わった後、親子でそんな話をすれば、きっとそこから新しい「そらいろのいえ」の物語が咲くと思う。