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ドルチェグストジェニオアイ

スマホでコーヒーを淹れる

先日、長年愛用していたドルチェグスト(ジェニオ2)君がお亡くなりになってしまった。8年近く、ほぼ毎日(しかも1日3回以上)使っていたので天寿を全うしたと言えるだろう。

そんな訳で先日後継機を購入した。ジェニオシリーズの最新版ジェニオアイである。ソーダストリームと並べて置くことを考えて、今回は色を白にしてみた。

ドルチェグスト

大きさも形もジェニオ2とほぼ同じ。大きな違いはIoT機能が搭載されている点だ。「ジェニオアイ」の「アイ」はIoTの「I」ということらしい。

IoT機能が搭載されたことにより何が変わったかというと「ネスカフェ アプリ」をインストールすることで、Bluetooth経由でスマホからコーヒーを選んで淹れることができるようになったのである。一瞬すごいと思ったが…カプセルは自分でセットするだよね?それならその流れで普通にマシンのつまみとボタンで淹れた方が早くないか?と思ってしまうくらいには私も大人だ。カプセルをセットした後、わざわざスマホにもちかえて操作する方が明らかに手間だろう。最初は面白がって使うかもしれないが、使い続ける人がどれだけいるんだろう…と疑問だったが、しっかりと対策がなされていた。ポイントサービスである。

アプリを使ってコーヒーを淹れると「ネスカフェ ポイント」を貯めることができ、貯まったポイントは食器やかで、ピザーラやAmazonのギフト券などと交換することができるのだ。最近は何でもIoTとポイントだなあ…と思いつつ敢えてのってみる。

アプリにはコーヒーを飲んでいる時間帯や杯数などを記録してくれる機能もある。私の場合は飲み過ぎ防止にも役立ちそうだ。

それでは早速スマホでコーヒーを淹れてみよう。

内部を洗浄する

コーヒーを淹れる前にマシンの内部を洗浄する。付属のお掃除用カプセルをセットする。

ドルチェグストお手入れ

給水タンクに水をいれたら大きめのマグを置き、抽出量メモリを最大にし、お湯を出す。

これで内部の洗浄は完了。一週間に一度くらいのペースでやるといいらしい。

専用アプリの設定

1.マシンのセットができたら今度は専用アプリの準備である。AppストアまたはGooglePlayから「ネスカフェ アプリ」をダウンロード&インストールする。

2.インストールできたら、アプリを起動し「次へ」ボタンをタップ。

ネスカフェアプリ

3.マシン選択画面になるので「ドルチェグスト」を選択。

ドルチェグストが選択されているのを確認したら「次へ」ボタンをタップ。

4.ログイン画面になるのでネスレのアカウントを持っている人はここでログインする。アカウントをもっていない場合は「ログインせずにはじめる」をタップ。

スマホでの遠隔操作はネスレ会員でなくてもできるが、貯めたポントを景品と交換することはできない。とりあえず無登録で使ってみて「これなら続けられそう!」と思ったら後日登録するという形でいいと思う。

5.ユーザ名を登録する。これは会員登録ではなく、マシンにスマホのユーザを認識させるためのものである。

スマホとマシンをペアリングする

1.アプリの設定が終わったら、マシンとのペアリングを行う。スマホのBluetoothをオンにした状態で「ドルチェグストに接続」をタップ。

2.マシン選択画面になるので「ジェニオ アイ」をタップ。

3.画面の指示通り、一度マシンの電源をオフにする。

4.マシンの近くでドルチェグストを検索する。

5.「ジェニオアイ(GENIO-I)が見つかりました」というメッセージ出たら「次へ」をタップしペアリングを設定。

6.ペアリングに成功したら最初の一杯を入れてみよう画面になるので「スタート」をタップ。

ペアリングに成功するとホーム画面にドルチェグストが表示されるようになる。

最初の一杯を淹れる

1.ペアリングに成功したら「最初の一杯を入れてみよう」の画面になるので「スタート」をタップ。

2.カプセルリストから抽出するカプセルを選択する。最初はカプセルリストが空の状態なので「他のカプセルを追加する」ボタンをタップし、抽出したカプセルを登録しよう。

カプセルはQRコードを使ってリストに追加することもできる。ホーム画面の「QRコードを読み取る」をタップし、カプセルのボックスの蓋の内側についているQRコードを読みこむと自動的にリストに登録される。

ボックス1tつにつき600ポイントもらうことができる。

3.いよいよコーヒーの抽出だ。一杯目はマキアートに決めた。

コーヒー、ミルクの割合や抽出温度は自分でアレンジして「マイレシピ」に登録することができる。抽出温度を選んで設定できるのは猫舌の人にはいいかもしれない。

4.マシンにマキアートのミルクのカプセルをセットしたらアプリ画面の「淹れる」をタップ。

5.ミルクの抽出が終わったらコーヒーのカプセルをセットし、アプリ画面の「淹れる」をタップ。

6.コーヒーの抽出中にルーレットに挑戦。コーヒーを一杯ごとに一回チャレンジできる。

カップの色がそろうと10ポイントもらうことができる。運試しみたいでちょっと楽しい。

7.マキアートの完成!コーヒーを抽出するごとにポイント(抽出したカプセル一つにつき10ポイント)がもらえる。

さらに初回抽出時は100ポイントのプレゼント。最初にどんどんポイントをプレゼントすることによって会員登録してみようかなという気にさせる作戦だとわかっていてもなんか嬉しい。

個人的な感想としては「心に余裕がある時はスマホで淹れてもいいかな」といったところだ。(長年の習慣となっていることもあり、急いでいる時はついつい普通にボタンで淹れてしまうが…。)ポイント自体は貯めやすいと思うので、マメな性格の人なら楽しく続けていけると思う。

そんな感じで新しいドルチェグストとの生活も楽しんでいるのだが、一つだけ誤算があった。

ドルチェグストジェニオアイ

コードの色が赤い。赤すぎる。実にイタリアらしいおしゃれな赤色なのだが、この赤が馴染む家は日本には少ないのではないだろうか。本体の白との組み合わせもなんとも微妙な感じ。

ジェニオアイのコード

うちはコードは棚の後ろに隠れるからさほど問題にはならなかったが、コードが見えるような置き方をする場合は要注意。(サイトの写真ではコードの色はわかりづらかった。)

2020.11.8投稿

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