管理サイトをチェックしたらいくつかのサイトの検索順位が大幅に落ちていているのに気がついた。（8月10日10時ごろ）飲食店のサイトだったのだが、食べログ、Rety、ひとさらなどの口コミサイトの記事が数ページにわたり表示されていて、競合店を含むお店の本体サイトが全て順位が下がっている。

これはどうもおかしいなと調べてみたところ、Twitter等でもSEO順位変動があったとの声があがっていた。Googleからの公式な発表はないが、Googleのアルゴリズムの大型アップデートが行われているらしいなんて声もあった。これがアップデートだとしたら改悪でしょうよ…なんて思いつつ情報収集していたところ、1時間くらいでもとの順位に戻り、落ち着いた。どうやらバグだったらしい。

緊急事態宣言が出てから減少していたサイトのアクセス数が今月に入って昨年の夏と同じくらいの水準にまで戻ってきて、よしよしなんて思っていたところだったので今日の順位変動騒動は青天の霹靂だった。しかもちょうど先週、サイトを軽量化したいとの依頼があってスクリプトの圧縮やオフスクリーン画像の遅延読み込み等の対応をしたばかり。何かやらかしたかと変な汗が出たが、とりあえずこちら側の問題ではなかったようなので一安心。

今回のバグ騒動の中でも、SNSからの流入が多いサイトは順位変動の影響をあまり受けなかった。Google検索からの集客だけだと検索エンジン側に問題が起こった場合に受ける影響が大きいのでやはりSEO対策と同時にSNS運用に力を入れていく必要があるなと感じた。