出会いと別れ

ななちのクラスに編入してきた海外在住の男の子が、二週間の留学を終え、学校を去っていった。

ななち曰く、イケメンで背が高く、紳士でスポーツ万能(ドッジボールでは向かう所敵なし、サッカーではオーバーヘッドキックをきめ、水泳では高速バタフライを披露…などなど。)な男の子はあっと言う間にクラスの人気者になったそうだ。
特に女子からは「こんな完璧な人がいるなんて!」「まるで二次元から出てきた王子様!」と大絶賛。編み込みやお団子など凝った髪型をしてくる子や、スカートやワンピースを着てくる子が増えたそうだ。おまけに、彼の前でハンカチを落とす子が続出したというのだから…微笑ましくて笑ってしまった。(男の子は「Oh!handkerchief party?!」と笑いながら拾っていたそうだ。)

ななちはと言うと、「クラスの通訳機」として男の子と友達との間に入って毎日奮闘していたため、心ときめく余裕がなかったそうだ。(残念ながら女子力は開花しなかった…。)

今日は男の子がいなくなって迎える最初の月曜日。流石にしょんぼりとして帰ってきたが、「きっとまた会えるし!」と前向きに気持ちを切り替えていた。しっかりしてきたなあ…と我が子ながら感心してしまった。

ちなみにクラスはお通夜状態で、担任の先生もどうしたらいいんだろうと頭を悩ませているようだ。この素敵な出会いと別れの経験は、きっと子ども達に大きな成長をもたらしてくれるに違いない。