石友

最近、ななちに新しい友達ができたらしい。ななちは「石友」と呼んでいる。

石や虫、ロボットが好きな男の子で、席が隣になったのをきっかけに休み時間に話をするようになり、お互いに趣味が同じ!と意気投合したようだ。最近は昼休みのたびに校庭に石拾いに行っているとのこと。

しかもただ石を拾うだけでなく、石をハサミやコンパスの芯で削って中がどうなってるのかを観察しているらしい。この前はその男の子が「これはマグネシウムかもしれない」と言ったので「じゃあ磁石にくっつくか試してみよう!」と提案し、二人で実験したらしい。(→くっついたのでマグネシウムだったようだ。)

「曜」の上の「ヨ」の部分を「E」と書いたりするくせに、好きな事に関しては、なかなか高尚な事をするようになったんだなあと我が子ながら感心。

微笑ましく話を聞きながら、何気なくななちの筆箱を開けたら、小石や削った石のカスが大量に入っていていた。およそ女子のそれではない筆箱の惨状に、しばし言葉を失う。私も女子力はあまりない方だと自覚しているが、ななちはそれ以上だ。少なくとも、筆箱はこんなじゃなかった。

ななちの個性を伸ばしてあげたいと思う一方で、多少、軌道修正した方がよいのかとも思ったり…。