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ムシムシポスター

今日は嬉しいニュースがあった。夏休みの課題として提出したななちのポスターが、市のコンクールで最優秀賞をとったのだ。ポスターをコンクールに出したと言うことは学校から聞いていたが、まさかこんな賞をもらえるとは思っていなかったので、ななちも私もびっくりした。

ななちはどちらかというと絵は苦手な方だ。工作の方が好きだと言い、あまり自分から進んで絵を描くことはしない。そのため画力はお世辞にもいいとは言えない。(構図や発想のセンスはいいと思うのだが。)

そんなななちが、この夏のある日をきっかけに、やたら虫の絵を描くようになった。家でドリルをやる際、私は100点の時にはご褒美の花マルをつけてあげていた。ある時それに葉っぱと茎をつけてあげたらとても喜んだ。こんなことでモチベーションがあがるなら…と花の横に蝶を描いたり、蜂を描いたりするようになった。

ある休みの日、夏だからカブトムシの絵を描いてやったところ、それを見ていた夫が「カブトムシはそんな形じゃない。」とボソッと呟いた。カチンときたので「じゃあ、あなたが描いてよっ!」と鉛筆を渡したところ…めちゃくちゃうまかった。悔しいが完敗だった。それを見たななちは大喜び。自分もこんなカブトムシを描きたい!と練習を始めた結果、かなり上手になった。

これに気をよくしたななちは、土日のたびに夫から虫の絵の描き方を教えてもらうようになったのである。
その結果こんなに画力があがった。夫の教え方も上手いし、ななちも好きなものなので呑み込みが早かったのだろう。

セミ(Before)

セミ(After)

バッタ(Before)

バッタ(After)

虫なら楽しく描ける!とななちのやる気スイッチが入ったので、夏休みの課題として虫をテーマにしたポスターを描くことにしたのである。午前中、私が仕事をしている隣に座って、一日一つの虫、というスローペースで10日ほどかけて描いていた。うちの近所にいるのはミンミンゼミだから、羽の色は茶色じゃなくて透明にしなきゃいけないとか、すごく細かいところまでこだわっていた。
また、この夏は虫採りにはまっており、夫と二人で虫網をもって出かけては、バッタやトンボ、カマキリなどを捕まえて写真をとっていた。
そんな夏の集大成的な作品だったので、今回の受賞は思い出に残る、とても嬉しいものだった。これを機にななちがお絵かき好きになってくれたらよいのだが。

2014.10.14投稿

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