アルコール誤飲騒動

今日から9月。この数日ですっかり涼しくなり、蝉よりもコオロギの声が目立つようになってきた。昨夜は夏休みの本当に最後のシメ!ということで、夕方、庭で焼き肉をした。ユニフレームの焚き火台はコンパクトなので、気軽に使えるところが良い。

夏のお疲れ様会だし…ということで、6月から漬けていたオレンジ酒をあけた。オレンジの風味がきいた甘いお酒に仕上がっていた。夫と私のコップにお酒を入れて、ソーダ割りを作る。ななちの黄色のコップにはキリンレモンを入れた。

串焼きにした砂肝やら牛ステーキを焼いて3人で楽しく食べていたのだが、急にななちが「なんか、眠たい…」と椅子に沈み込む。もしや夏の疲れがでたのかな…と手足を触ると少し熱い。しかし、体はひんやりしている。赤ちゃんの時は眠たいと手足が熱くなってたけど…とおでこを触ろうと顔を近づけた時…ななちの口からオレンジの甘い香りがした。はっとしてテーブルを見ると、ななちの座っていたところに私のピンク色のコップが置いてある。オレンジ酒のソーダ割りの入ったピンク色のコップが。夫がピンクのコップの方をななちのコップだと勘違いし、ななちに渡してしまったのである。

「だって、ピンクの方がななちっぽいじゃん。」と夫。ななちと言えば黄色じゃないか!あなたがななちに作ってあげたエプロンもワンピースも黄色だったし、ゴーカイジャーもイエロー大好きだったじゃん!と文句をいったところで、飲んでしまったものはどうしようもない。お酒を入れるところを見ていない夫にサーブを任せてしまったこと自体うっかりしていたし、ジュースと同じような色のお酒を出してしまったことにも問題があった。

コップ半分とはいえ、アルコール度数の高いホワイトリカーで作った果実酒を飲んでしまったわけだ。これはかなり心配だ…ということで、慌てて家の中に入ると、顔が真っ赤だった。頭痛や吐き気はないというので、とにかく体内のアルコール濃度を薄めようとカルピスやらスープやらを飲ませ、様子を見ながら、対応を調べる。調べれば調べるほど、急性アルコール中毒とか恐ろしい文字が目に入り、これは救急に問い合わせた方がよいのかしら…と思っていたその時。

「なんかお腹いたくなってきたかも…」とソファーから立ち上がったななちが、マーライオンのごとく体内のアルコールをリビングにぶちまけた。かなりの大惨事となったが、今回ばかりは体内からアルコールが出て良かった…という安堵感の方が大きかった。夏場だったため、絨毯を敷いていなかったというのも幸いした。(フローリングで良かった…。)

全てを出し切ったななちは、目に見えて元気になった。あんなに真っ赤だった顔ももうすっかり元に戻っている。「吐いちゃってごめんなさい…。」と申し訳なさそうな顔で言うななち。私達の方こそ、うっかりしたミスでこんなに辛い思いをさせちゃってごめんなさいである。「せっかく食べた牛タンも全部でちゃった…。(泣)」としょんぼりするななちに、また牛タンを買ってあげる約束をし、もうななちのいるところではお酒は飲まないと固く決意した。

ちなみに、オレンジ酒は「甘くてとっても美味しかった」らしい。どうやらいけるクチらしい。12年後は、ななちと一緒に美味しくオレンジ酒を飲めるかもしれない。