潮干狩りってみた

子供の頃は近くの海でよくアサリを採って遊んだものだ。大潮の時などはバケツ一杯ザクザクと採れて、それをバター焼きにしてもらって食べていた。そんな訳で昔はアサリが大好きだったのだが、ある日バター焼きを食べ過ぎて気持ち悪くなり、吐きまくるというひどい目にあって以来、貝全般が苦手になってしまった。そんな思い出の潮干狩りだが、日本に帰ってきてからはこの歳になるまで一度も行く機会がなかった。そんな訳で昨日の潮干狩りは約30年ぶりである。

バケツ一杯のアサリ…どうやって食べよう。(私はアサリの身は嫌いだが味というかアサリのダシは大好きなのである。)まずは当日の夕飯にブイヤベースとパエリアにして、次の日のお昼にボンゴレにして、夜は夫リクエストのアサリご飯にするか…。などとウキウキと考えていた。当日、がんばって早起きして海に到着しその人出に驚いた。なんだこれ。アサリより人間の方が多いんじゃないか。

そして迎えた干潮時間。思ったよりも潮がひいていない。私の中の潮干狩りのイメージは、普段は泳いでいく沖の方までずっと潮がひいた遠浅の海岸で、浜辺にしゃがんで砂を掘り堀り…という感じだったのだが、みんな膝下までがっつり水に入り、水の中に手を突っ込んで海の砂の中を手探り探している。当然子供達は水着だ。なんだろう、だいぶイメージと違う…。潮干狩りというより砂金探しといった感じだ。

砂の中を探すと確かにアサリはいるのだがどれも小粒の貝ばかり。大きいの見つけた!と思ったら殻だけだったり…。前日大潮だったし、GW中だったし、大粒のはあらかた採られてしまったのだろうか。周りを見渡してもそんなに採れている感じはなさそうなので、うちのスキル不足ということではなさそうだ。

2cm以下のものを海に返すともって帰ってくることができたのはこんなもの。サイズ的にも量的にもパエリアにはできないので、アサリは全部ブイヤベース投入することにし、パエリア用には…コストコで冷凍ムール貝を買って帰った。(前日のうちにパエリアもブイヤベースも下準備してしまっていたのだ。(泣))

アサリは残念な感じだったが、大量に採れたのがアオサだ。海水を漂う緑色のセロファンのようなものを夫とななちが集めていた。そんなの採ってないでもっと真面目に掘れいッ!と思ったのだがもって帰ってノリを作るのだという。こんなに人がいっぱいいるところに浮かんでるやつ食べるつもり??と畔音としたが、二人で盛り上がっているので放置することに。しっかり水洗い後軽く煮沸し、現在、天日干ししている。形だけはなんとなくノリっぽくなっていた。