おすすめ絵本:『うたって、ペネロペ』(岩波書店)



ななちが大好きだったペネロペシリーズ。一番最初に買ったのがこの絵本だった。丸くて青い顔の真ん中に赤い鼻…と書くと日本人なら某ネコ型ロボットを思い浮かべてしまいそうだが、ペネロペはコアラの女の子である。ななちが2歳の頃、NHKのEテレでペネロペのアニメ放映が始まり、毎日のように見ていた。『ガスパールとリサ』と同じ作者だと知って、それなら絵本も買ってみよう…と思って買ったのがこの『うたって、ペネロペ』である。その頃のななちはまだ字が読めなかったのだが、ちょうどアニメ化された話だったので、一人でもアニメのセリフを真似しながら読んでいた。

正式なタイトルは”Pénélope tête en l’air”、つまりうっかり屋さんのペネロペの物語である。ペネロペのモデルは、作者であるゲオルグ・ハレンスレーベンとアン・グットマン夫妻の娘であるそうだ。だからこそ、ペネロペは生き生きとしていて、等身大な三歳児なのだろう。

幼稚園で習ってきた歌をパパとママに聞かせるペネロペ。でもうっかり屋さんなので、時々歌詞を間違えてしまう。うさぎとゾウを間違えたり、ちょうちょとラクダを間違えたり…若干「うっかり」の域を超えている気がしなくもないが、油絵で描かれた温かくユニークな絵をみると、それもアリかもという気持ちになる。

出会った時はずっとお姉ちゃんだったペネロペ。ペネロペの絵本やアニメを通して、ななちはいろんなことを学んだ。今ではななちの方がすっかりお姉ちゃんになってしまったが、今までもペネロペのことは大好きなようだ。この秋から第三シリーズが始まったらしい。なんと一人っ子だったペネロペが、双子のお姉ちゃんになるのだとか。どんなお姉ちゃんになっているのか楽しみである。

Pénélope tête en l’air