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しろくまちゃんぱんかいに

『しろくまちゃんぱんかいに』(こぐま社)

先ほど郵便を取りに外に出たら、家の近くで小さな子がイヤイヤと駄々をこねていた。二歳から三歳にかけてのあれくらいの時期、ななちも主張が強くててこずったなあと微笑ましく思った。(当のお母さんは必死だろうが…。)

自我が芽生えて自己主張が激しくなるいわゆる「魔の二歳児」の時期によく読んだのがこの『しろくまちゃんぱんかいに (こぐまちゃんえほん)』である。

こぐまちゃんのお友達のちょっとおしゃまなしろくまちゃんがおかあさんと一緒にお買い物へ出かける話である。背が届かないのにポストに手紙をいれたがるのでおかあさんが抱っこしたり、ケーキを買ってくれないと拗ねて泣いたり、帰り道に公園に寄ったり(そしてすべり台がエンドレス…。)…とこの絵本に描かれているしろくまちゃんは、まさに二歳児ななちそのものだった。ななちもなんとなく感ずるものがあったのか、ケーキを買ってと駄々をこねるしろくまちゃんを「パンかったのにね〜。」とお姉さんぶって批判してみたり、「しろくまちゃんみたいに三回すべったらかえる。」と真似してみたりと反応が面白かった。

七五三も終えてすっかり大きくなってしまったななち。この絵本を手に取ることはほとんどないが、私は時々懐かしくなって手にとり読んでしまう。

2013.11.5投稿

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