海へ

一年ぶりの海。暖かく風が適当にあり、海水浴日和だったが、平日なのでそんなに混んでいなかった。昨年と違い水慣れしたななちは、自分からガンガン海に入っていった。浮き輪を使って波乗りしたり、バタ足で泳いでいったりと本当に見違えた。去年はちょっと海水が顔にかかってしまっただけで大騒ぎしたり、絶対に手を放さないで!と言っていたのに…。浮き輪に入ってクルクルとUFOのように回りながら波の上を漂っているななちは本当に楽しそうだった。

ななちが一人で浮き輪に入って泳いでくれるようになったので、今年は抱っこから解放され、私も隣でのんびりと海を楽しむことができた。波の上に浮かびながら空を見ていると子供の頃を思い出す。遊園地も動物園も水族館も映画館もなかったので、夏はひたすら海で遊んでいた。遠浅の美しい海だった。一時期ヨットを習ったこともあったが、全くセンスがなく方向転換のたびに沈没していた。どうも運転系はとことんダメらしい。

帰ってきて鏡を見て愕然とする。あんなにしっかり日焼け止めクリーム塗ったのに、笑ってしまうくらい黒い…。そしてななちも真っ黒。どうやら私のこんがり遺伝子を受け継いでしまったようだ。