絵本レビューとWwbと…

命日

今日は祖母の命日だ。昨年の今日、春休みだからななちと遊びに行くと祖母と約束していた私は、お土産のロールパンとパウンドケーキを焼いていた。いそいそと準備をしていたその時に突然の悲報がきた。驚きと悲しみの感情が込み上げ、ななちのいることも忘れて声をあげて泣いた。

祖母はパーキンソン病をわずらってはいたが、一人暮らしができるくらい元気であった。同居や施設に入ることを好まなかったため、母が毎日食事を運びながら祖母の様子を見に行く生活が続いていた。あの日、私達が遊びに来ると聞いて喜んだ祖母は、母が食事の準備と掃除をして帰った後、どうやらベッドカバーを洗濯したらしい。祖母のことだ、部屋の隅々まで綺麗にして迎えようと思ったに違いない。足腰の悪い祖母には、濡れたベッドカバーを干す作業は重労働だったのだろう。体に負担がかかったのか…干し終わった後、ベッドに腰掛けたまま心不全で逝ってしまった。高齢ではあったが、あまりにも突然のことだった。

私が事前に遊びに行くなんて言わなければ、ベッドカバーも洗濯しなかったし、まだ元気でいてくれたんじゃないか…と思うと悔やんでも悔やみきれない。どうしようもないことなのだが、そのことだけが一年経った今でも、刺さったままの棘のようにチクチク痛む。

祖母は私のことを本当に可愛がってくれた。常に味方でいてくれたし、本当に多くの愛情を注いでくれた。私はそれに対してまだ全然恩返しができていなかったのに。考えれば考えるほど沈んでしまう。まだ祖母の死は私の中で昇華できていないようだ。

祖母を偲んでパウンドケーキを焼いて、元気を出そう。

2013.3.29投稿

最近の投稿

レビュー記事

Work-life

Hobby

Diary