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卒園式

昨日ななちは卒園を迎えた。二年間の幼稚園生活が終わったのである。つい最近入園したばかりなのに…と不思議な気持ちだ。二年保育はあっという間だ。しかし、この二年間の成長はめざましいものがあった。

初めて親と離れて集団生活というものを体験した年少時代。最初の頃は、一人でもくもくと工作ばかりしていたが、遊びを通して、少しずつ友達と関わりを持つようになった。また、年長にお世話してもらうことにより、とても多くのことを学んだようだ。

年長になると班での活動が始まり、友達に自分の意見を伝えたり、友達の思いを受け入れたりと友達との関わりが深くなった。また、自分が昨年してもらったお世話を年少さんにしてあげたり、困っている子がいたら助けてあげたりとお姉ちゃん力が向上した。時計を見て片付けやお弁当の準備を自発的に行うなど、基本的な生活リズムも身についた。

一人で壇上にあがり、園長先生から証書をもらう姿を見ると、なんて立派になったのだろうと熱いものがこみ上げてくる。先生との掛け合いの別れの言葉(二年間がフラッシュバック)、元気に園歌を歌う声(この歌を聞くこともないのか…)…いろんな思いが駆け巡り、昨日は終始ウルウルしっぱなしだった。最後に保護者席を向いて「毎日の送り迎えとおいしいお弁当、ありがとうございました」なんて言われてしまうともうたまらない。卒園式が終わった後、多くの保護者が目を真っ赤にしていたのは、けして花粉のせいではないだろう。いつもは毅然としているベテラン先生までもポロポロと涙をこぼしていたのがとても印象的だった。子供の卒園式というものはこんなにも感動できるものなのか。

4月からはいよいよ小学生。朝一緒に手をつないで通うことはもうないのだと思うとやはり少しさみしい。ななちも登校班での通学に少々不安があるようで、「4月になってもこっそりついてきてよ〜。忍者みたいに。」なんて言っている。気持ち的にはほんとについて行きたいが…ここは温かく見守るべきだろう。それに、忍者みたいには無理だ。

2013.3.16投稿

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