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お茶会

今日は幼稚園のお茶会だった。地域のボランティアの方がお茶会セットを持ってきてくださり、園児達にお抹茶を振舞ってくれるのだ。ななちは昔から抹茶が苦手で、昨日から「お菓子が食べられるのはいいけど、抹茶は飲めるかなあ…。」と不安そうだった。ちょうど今日は仕事のため幼稚園にいたので、ちらりと保育室を覗きにいった。小さな畳が敷かれた保育室には、綺麗なお花がいけられ、お香が焚かれていた。お琴のBGMまで流れており、立派な茶室になっていた。

いつも元気一杯で賑やかな園児達だが、茶室の独特の雰囲気のせいか誰もおしゃべりする子はいなかった。みんなきちんと正座をし、シャンと背中を伸ばして座っている。ななちも神妙な顔つきで座っていた。子供でも場の空気を読むことができるのだなあと感心した。邪魔をしてはいけないと思い、私はその場を立ち去った。(目でもあって集中力がきれたら大変だ。)

帰ってからどうだったか聞いてみると、「おいしかった!全部飲めた!」と喜んでいた。そして、お菓子を最初に食べること、お茶を飲む時は隣の人に挨拶すること、足がしびれた時はつま先を立ててお尻を乗せて座るとなおること、などを楽しそうに話してくれた。抹茶嫌いも克服できたようだ。
家庭の中だけではなかなか教えたり経験させたりできない事を、地域の方の協力のおかげで経験し、学ばせてもらうことができた。改めて地域教育の大切さ、ありがたさを感じた。

2013.1.10投稿

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