夫が新しいフライパンを買ってきてくれた。長年愛用していたフライパンのコーティングがはがれてひどく焦げ付くようになり、困っているのを覚えていてくれたらしい。普段全く私の話を聞いていない人なのに…珍しいこともあるものだ。朝食に貼りついて崩壊した目玉焼きを出したのが効いたのだろうか。思いがけないプレゼントは、なんだか遅れてサンタがやってきたようで嬉しかった。

わが家では毎日フィスラーの鍋が大活躍している。結婚してすぐに買ったフィスラーのキャセロールが大変使いやすかったため、10年かけて大中小すべてのサイズの鍋をフィスラーでそろえたのだ。しかし、フライパンは買ったことがなかった。今回夫が買ってきてくれたのは、フィスラーのアルックス（IH対応)だ。なんでもたまたま通りかかった吉祥寺の金物屋が歳末セールをしており、フィスラーのフライパンが特価で売り出されていたらしい。大きさは20センチと少し小さめだが、朝ご飯やお弁当を作る時の少量用としてはちょうど良い。置いてみると、フライパンのサイズに対し、持ち手の部分がかなり長くて大きい感じがする。なんでも滑りにくく、熱から指を守るための人間工学に基づいた設計らしいが…。

早速目玉焼きを焼いてみたが、貼りつくこともなく綺麗に焼けた。これだけで朝のテンションが上がる。夜はギョウザを焼いてみたがこちらも問題なし。コーティングは丈夫そうだ。
もう一回り大きいサイズも欲しくなってきた。